カノッサ会の物語

聖マダレナ・カノッサの物語

カノッサ修道女会を創立した聖マダレナ・カノッサは「愛とは常に燃え広がり、すべてを包み込もうとする炎のようなものです。」と言っています。「慎ましく自分を与え尽くして、母のようにいつも気を配り、喜びで輝き、精一杯働いて一日を終える」このカノッサ会の生活スタイルこそ聖マダレナ・カノッサが描いたものでした。

その生涯

マダレナ・ガブリエラ・ディ・カノッサは1774年3月1日、北イタリアのヴェローナでカノッサ侯爵家に生まれました。親をなくし、身体的、精神的苦しみの中で成長し、霊的体験に非常に敏感で、祈りと福音的諸徳の実践を通して、自らの召命を熱心に探求しました。
当時の社会的、政治的に悲惨な状況の中で、貧しい人々や見捨てられた子供たちのために、様々な愛の活動を試みるようになります。
同時に、霊的な道を歩み続け、十字架につけられたキリストのうちに、自らの霊性と使命の核心を見出したのです。

人間と教会の必要に注意深いまなざしを向けながら、「キリストは、知られていないから愛されていない」という悲しみに気づかされた聖マダレナ・カノッサは、福音宣教と愛の活動において、隣人を教え、育て、慰めながら、自己の理想を具体化するために、1808年5月8日に「愛徳の娘・貧しい人々のはしため」修道会を、続いて1831年5月23日には愛徳の息子修道会を創立しました。

マダレナ・カノッサは、1835年4月10日、ヴェローナで亡くなりました。
1941年11月7日、ピオ12世により列福、1988年10月2日、ヨハネ・パウロニ世により列聖されました。

1774年  ヴェローナのカノッサ宮殿にて誕生

1779年  父オッタビオ侯爵の死

1781年  母スズルハ侯爵夫人との別れ

1792年  観想修道院での体験

1793年  宮殿の管理を引き継ぐ

1796年  ヴェネツィアへ逃れる

1801年  最初の使徒的活動の体験

1808年  ヴェローナ市ビア・サン・ジュゼッペに修道会の創立

1828年  教皇より会の正式認可を受理

1835年  受難の金曜日に帰天

1941年  列福

1988年  列聖

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